アートって結構身近になってきてますよね
でも、見に行こうと思う人はまだまだ少ないです
今、ビジネス界でもアートについての本がいくつも出ていたりと
ビジネス×アートとしても注目されています
そんなアートを気軽に見に行けるアートギャラリーについて今回は自分が行ったアートギャラリーとともに紹介します
アートギャラリーとは
アートギャラリーとは、美術作品を展示したり販売したりする施設です
画廊とも呼ばれるのですが、最近は絵画だけでなく多様なアートを扱うのでギャラリーという言葉を選ぶようです
ギャラリー(gallery)はもともとイタリア語のガレリア(galleria)が由来しています
ガレリアは「回廊」を意味していて、貴族などの位の高い人が自分の回廊に絵画を置き、市民が見れるようにしたことが今のギャラリーという言葉で残っています
多くの人がアートギャラリーと美術館が同じものだと勘違いしています
結構違うんです
規模
基本的には美術館の方が大きく、ギャラリーはイベントスペースをイメージしていただけるといいと思います
展示しているもの
美術館においてあるものはその美術館が所有しているものです
美術作品はもちろん文化遺産など保存しなければいけないものなど
つまり、自分の持っているものってことですね
一方、ギャラリーはたくさんの人の作品を集めたイベントのようなものです
つまり、他人の持っているものです
なので、自分の持っているものを展示するのが美術館、他人の持っているものを展示するのがギャラリーです
場所の見方
英語にするとそれぞれ美術館(art museum)アートギャラリー(art gallery)となります
ここからわかるように美術館はMuseum(博物館)という意味があります美術作品を扱う博物館ということです
アートギャラリーはいろんな人の作品を集めたイベントスペースのような感じです後に説明しますが、今回自分が行ったものは百貨店のイベントスペースで行われていました
アートギャラリーが入場料を取らない場所が多いのも特徴です(例外あり)
だいぶ違いがありますよね
美術館となるとハードルが高いですがアートギャラリーだと気軽に行けるイメージです
大阪イベントの詳細
ここからは自分が実際に行ったイベントについてです
今回行ったのは大阪の阪急うめだギャラリーの「数寄景」というイベント
7月8日までなので終わってしまいましたが
サイトはこちらです→こちら
日本の文化の継承にフォーカスしたもので
日本文化のキーワードから・あやし・見立て・うつろひ・なぞらえ・かさね・ゆらぎ・今様・奇想
を選び展示しています
外には展示販売を行うスペースがあり、入場料を払って中に入るスペースに分かれていました
基本的に写真を撮っていいとのことでたくさん撮ってきました
阪急内にあるので買い物ついでに寄るなど、とても気軽に入れる印象でした
年齢層は結構幅広かったです
学生の方からご年配の方まで多くの人が見にきていました
展示販売スペースは「すごいなー」などと喋りながら見ている人が多く、結構にぎわっている印象でした
中の展示スペースはもちろん静かに、しかし、作品に関する意見交換をしているグループ客ばかりでした
自分だけの意見でなく、他の人の意見も聞こえてきてとても刺激的でした
販売スペースの作品はしっかりと値段も表記されてあり、知識の浅い自分にはこれがこの値段なのか。。。と思うことが多かったです
もちろんいい意味でですよ
自分もだいぶ頑張れば買うことができる値段だったんです
買わなかったんですけど
行かなきゃわからないこと
ここからは自分が実際に行って思った
行かなければわからないことを話します
- 質感
- 迫力
- 色彩
- 音
- 細部
まず書き出すとこんな感じです
質感
これが最も強く感じました
行く前にこのイベントのウェブページを見ていましたが、画像で見るのと実物では全く違います
実際に見ることを強くお勧めします
例えばこの作品
中北紘子さんの作品
この写真で凹凸感が少し感じられると思いますが、それを5倍ほど上回る迫力です
絶妙な艶加減、何を使っているのかわからない不思議な質感、10個のキャンバスをひとまとめにしたような額も見られました
ザラザラ、ツルツル、キラキラ、サラサラ
言葉では表しきれません
これが一番印象に残ったんです
迫力
言うまでもないです
画像や写真では迫力は伝わりません
どの作品がどれくらいの大きさなのかわからないですよね?
先ほどの作品のようなとても大きな作品もあれば、ノートほどの小さな作品もあるんです
実際に見たときに作品が何かを訴えてきている感覚がします
本当です
色彩
これも、画像や写真などのようにデータ化されてしまうと全くの別物になってしまいます
とても鮮やかだったのがこの作品
岡本瑛里さんの作品
とっても鮮やかです
油彩独特の艶感もあり、それがさらに鮮やかさを強調していました
様々な動物がたくさんの色で描かれ、不思議な世界に飛び込んだようでした
作品の前にいるだけでどこか落ち着くような感覚がしました
音
音の作品もあります
こちら
赤松音呂さんの作品
音の作品は特に!!!
目の前にしないとわからない
かすかな音です
本当に集中しなければいけないところはその場でしか感じられない雰囲気です
細部
本当に近くで見ないとどうなっているのかわからない作品がほとんどです
この作品
青山悟さんの作品
色の部分は全て刺繍を施してあるんです
画像、写真では全く伝わってこないです
実際に見るととても細かく刺繍で再現されていて
作者が何を強調したかったのかが少しわかるように感じました
やっぱり実際に描いてあるものなので画像などのデータでは伝わらないことの方が圧倒的に多いという印象でした
行く前行った後
行く前に感じていたことと、行った後の感想です
まず、初めて行くということでとても緊張していました
美術館とおなじような雰囲気をイメージしていたので、思っていた雰囲気とは全然違いとても気軽に入れることにとても驚き、安心しました
実物と画像とでは全くの別物だろうという意識はあったのですが、その意識をさらに超えるものでした
実物からは魔力のようなものが伝わってくるようでした
言葉では伝わらないです
実物と写真はもちろん別物です
多分見ているあなたも少しは思っているかもしれません
ただ見るだけでしょ
って
違いますよ
ここは本当に見なければわからないことですが
その作品を見て、その作品に何が使われているかを見て、その作品がどのように作られたかを想像するんです
想像してみようと思って想像するわけではないです
勝手に想像してしまう
ここが不思議なこと
自分が思うに、アートを見ることで直感に問いかけているんだと思います
アートを見た感想なんて正解がないんです
じゃあ何を使って話をするのか
直感
バカバカしく思うかもしれませんが、普段の生活の中で直感だけで会話なんてほぼしないですよね
自分はこのアートギャラリーに行った結果、この直感の大切さをもう一度考えさせられることになりました
実際、アートに特に関心のない人についてきてもらいましたが、その人も特にただ見るだけでなく、多くの想像をしながら見ることができてとても新鮮だったと言ってくれました
1人に伝わっただけでここまで嬉しいのかと
感動でした
最後
今回はアートギャラリーについてでした!
時間がない人ほど行った方がいいって意見もありますよね
正直行かないとわからないことだらけなので、行ってみることをお勧めします
興味がある人を集めてみんなで一緒にアートギャラリーに行って、その後にみんなで意見交換みたいなことをしてみたいですね
興味がある方は是非コメントやツイッターなどにお願いします!
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#アートを服にでコメントもお待ちしてます
以上です!
それでは!
(この記事はシドのANNIVERSARYを聴きながら書きました)
コメント
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